親子でカウンセリングを受けてよかったこと

初めまして。

当事者の親でミキと申します。

よろしくお願いいたします。

まず初めに流れだけ話しておきたいと思います。

現在24歳の長女が高1(16歳)のとき

はじめて摂食障害になりました。

原因は`"見た目のいじめによる

ダイエット”が始まりでした。

それから何年後かに一時的に回復する

（1年ほどよくなった時期もあった）も、

またぶり返し、何年も苦しんできました。

本人が一番つらかったことと思います。

ですが、母親も目の前で苦しんでいる娘を見るのは、つらいのです。

終わりの見えない戦い、

いつになったら終わるのか、

怒ってもだめ、なだめてもダメ、

優しくしてもダメ

あの手この手を使ってもダメ

何が正解かわからず、精神病院、

民間のカウンセリング、霊視、お祓い、宗教

お金ばかり使うだけで、良くなることはなかったです。

そんな中、昨年の2024年6月に

娘がyoutubeでユキ先生とご縁しました。

そして私はユキ先生からのご紹介で

今村心音先生とご縁し、

それぞれ娘はユキ先生に、

私は心音先生にカウンセリングしてもらいました。

それから1年で噓のように良くなってしまったのです。

一年間スムーズにいったわけではありません。

何度も何度も親子でつまずき、

挫折しかけ、ぶつかり合い、励ましあい、

本当にいろいろ濃い一年になりました。

長くなりましたが、

私がカウンセリングを受けてよかったこと

をお伝えしたいと思います。

①私自身、心も体も軽くなった

②娘に対する対応の仕方がわかった

③自分自身の考え方を変えることができた

④娘をまた愛せるようになった、かわいいと思えるようになった

⑤摂食障害の長女だけではない、不登校の次女も同時によくなっていった

詳細

①私自身、心も体も軽くなった

私も精神的に病んでいましたので、

安定剤、睡眠導入剤が手放せませんでした。

飲んでないとやってられなかったのです。

そこにアルコールも毎日飲んでいました。

何もかも忘れたかったし、寝たかったし、

アルコールを飲むと酔って気分が良くなり、

『どうでもいいや～(*´з`)　』

とその時はつらいことを忘れることができたんです。

でも酔いがさめるとどん底の気分に

また突き落とされていたのです。

心音先生にカウンセリングしてもらってから、

薬もアルコールも断つことができました。

今は睡眠導入剤を飲まなくても眠れますし、

アルコールに頼らずともどん底の気分になることがなくなったのです。

②娘に対する対応の仕方がわかった

今まで、あの手この手で手を尽くしてきましたが

良くなるどころか悪化しているような気がして。

「娘がこうなったのは私のせいだ、

あの時こうしていたら、あーしていたら。。

娘は摂食障害になることなく

幸せな人生を歩んでいたかもしれないのに。」

そうやって自分を責める反面、

なぜ、五体満足で生まれてきて、

何不自由ない暮らしができているのに

そんなに体を痛めつけるの？

なぜ食べ物を粗末にするの？

もったいない・・・お金をどぶにほかしてるやん。

どこかの国では食べ物がなくて

苦しんでいる子供や人がいっぱいいるのに！！

と、心配と腹立たしさの葛藤で、

結局、娘に対する私の態度はひどいものでした。

本当はどこかで分かって理解してあげなければならないのに、

どうしてもそれができない。

それをしてしまうと

食べて吐くのを許した事になってしまうから、

それはしたくない。

"とにかく今は過食嘔吐を

どうにかしてやめてほしい。″

焦りから、口うるさくなり、

あーしてみたら？こーしてみたら？

とアドバイスし約束させる。

そしてそれができなかったら娘を責める

『約束したやん！

なんで一回でも守れないん！？』

解決どころか

結局娘を責めることになり、悪化する

それの繰り返しです。

終わりがないんです。

でも心音先生のカウンセリングで教えてらった、

とてもシンプルで誰にでもできるやり方で

娘に対する態度、

言動をどうしたらいいのかわかったのです。

目からうろこでしたね。

③自分自身の考え方を変えることができた

　②とほぼ一緒ですが、

心音先生のカウンセリングで

いかに自分が無駄な言動をしていたのか

よくわかったんです。

ほとんどの言動が間違っていることに気づいたんです。

いくら私が悩んでも気をもんでも、

何も状況は変わらないんです。

悩んだり気をもむひまがあるなら、

自分の考えをサッサと言われるとおりに

変えてしまったほうが楽なんです。

そう言いながらも、

私は学習しても

すぐに我が出てしまい

元の自分に戻ってしまうので、

週一回の心音先生のカウンセリングで、

反省と復習を繰り返しました。

そしてそんなスムーズにはいきません（笑）

思い通りにできないとき、

挫折しそうなときは、心音先生とユキ先生には

何度か八つ当たりをしてしまいました。。。

心音先生もユキ先生も私の話を聞いてくれて

優しく的確にアドバイスをいただきました。

何度救われたことでしょう。

今思い出すと恥ずかしいです。

その時は必死でしたが(;^ω^)

④娘をまた愛せるようになった、

かわいいと思えるようになった

娘はかわいいですし、

愛しているのは当たり前です。

ですが人間不思議なことに、どん底にいると

かわいいことや愛することを忘れてしまうんです。

忘れるっていうより、

かわいがりたくない、愛したくない

の方が合っているかもしれません。

なぜなら、

可愛がる、愛する、と言う態度をとってしまったら、

過食嘔吐を許した事になり、

"何をしてもいいんだ！

私は許されてる！過食嘔吐しまくるぞ！″

と思われたくないのです。

あくまで私の場合ですが。

本当は可愛がって、

母親の愛情表現をしてあげる

スキンシップをとってあげる、

過食嘔吐は横に置いておいて、

普通に接してあげる

それをしてあげるべきなのに、

なかなかできないんです。

したくないんです。

酷くなりそうな気がして。早く治ってほしくて。

でも、カウンセリングを受けていると

それがどれだけ大事なことか、わかるんです。

愛情を出し惜しみしてはダメなんですよね。

それが実践していると身に染みてわかってくるのです。

⑤摂食障害の長女だけではない、不登校の次女(現在小6)も

同時によくなっていった

　いきなり不登校の小6次女が登場しましたが（笑）

心音先生のおかげで私が変わったので、

自然に小6次女に対する言動も変わったのです。

心音先生のカウンセリングは摂食障害だけではない、

子育てにとても有効な内容だったのです。

現在小6次女ですが、

小3の2学期～小4丸々不登校でした。

それが、私がカウンセリングを受けるようになり

小5の途中から遅刻で週２ぐらいで行くようになって

行ける日が増えていき、遅刻もしなくなり、

小6になってからは、

一度病欠で休んだきり、遅刻もなしです。

あんなに毎日毎日、泣いてわめいて過ごしていた次女が

今は毎日学校から帰ってきたら

友達と遊びに行き、

夜は疲れ果てて眠り、

普通の小学生活を送れるようになったのです。

実はあきらめていました。

次女はもう学校に行くことはないだろう　と。

強迫性障害、不安症、

頻尿、精神不安定、

絶望していました。

"次女は一生私たちから離れる事はできないかもしれない。

私たちがいなくなったらどうなるんやろう。″

それが、こんなに普通に生活できるようになるなんて。

こんな大きなプレゼントが

更に舞い込んでくるとは思いもしませんでした。

当事者がつらいのはもちろんですが、

一番身近にいる母親もかなりキツいです。

母親が一番きついといっても過言ではないと思います。

だって娘が自ら進んで死に向かっていくのを

一番近くで毎日見てるんですよ。

自分が変わってあげれるなら変わってあげたいんです。

味方が誰もいなく、旦那や親兄弟に相談したところで、

「娘がこうなったのはお前のせい」

とみんなから言われているような気がするんです。

誰も私の気持ちをわかってくれない。

私だってこんなに苦しいのに。

そうやってずっと泣いていました。

長い長い闘いでした。

でもきっと良くなる時は来ます。

現在進行形で悩んだり苦しんだり

している親御さんや当事者の方に、

一日でも早く楽になってほしい

元気になってほしいです。

長くなりましたが、

以上が私がカウンセリングを受けて

良かったことの内容になります。

ユキ先生と心音先生には感謝しています。

読んでいただきありがとうございました。