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”治してもらう”から”克服する”へ

なつきさんの克服ストーリー
なつきさんの克服ストーリー

はじめまして。

なつきと申します。☺️


このたび、こちらのブログに

参加させていただくことになりました。

どうぞよろしくお願いいたします。


私は主に過食嘔吐の症状を

抱えて生きてきました。



今回は、

過食嘔吐の症状が出始めてから、


リンチさんに出会い、

少しずつ克服していくまでの


私自身の経験を書こうと思います。



このお話が、

同じように悩んでいる方や、


誰かの心にそっと寄り添えたら

嬉しいです。💫



🫘始まった過食嘔吐

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私は大学進学を機に

一人暮らしを始め、


半年経過した頃から

過食嘔吐が始まりました。



少し体重が増えた

自分が気に入らず、


「まあ、ちょっと吐けばいいか」


と軽く始めたはずが、


気づけば

一日2〜3回の過食嘔吐を

繰り返す日々になりました。


やめたいのにやめられない。


初めは自分が

コントロールしていたのに、



いつの間にか

食欲に振り回されるようになりました。



料理が好きだった私は、

ピザやドーナツを

大量に作っては食べて吐く、


「なんかわからないけど苦しい」


その苦しさにもイライラしました。



精神科や学校のカウンセリングも

試しましたが、


当時の私は、共感されても


「かわいそうだと思われている」


「私とあなたは違う」


「この人は治してくれない」


と思っていました。


とりあえず“解決策”だけ知りたかったです。



🫘分からないモヤモヤ

ree

吐けなくなった時期があり、

結果8kg増えました。


鏡を見るたびイライラして、

服はすべてきつい。



母に苦しさを話しても、


「私もそんなときあったよ」


と軽く受け流されたように

感じました。


その瞬間、

母は“私”ではなく、


“昔の母自身”に

ベクトルが向いているように見えて、


「ああ、また自分のことしか考えないんだ」


「どうせ私の気持ちなんて分かってくれない」


とその一言だけで

色んな思考を繰り広げ、


いらいらしていました。


家にいる時間が長いほど

過食衝動が強くなるので、


「家にいない時間を作ろう、

けど生産性のあるものにしよう」


と思い、


アルバイトを掛け持ちして

家から逃げるように過ごしました。


でも、

どこにいても最終的には


「今日帰ったら何を過食しよう?」


と考えていました。



記念日でも飲み会でも、

結局吐く。


院進学を決めた

タイミングでさらに悪化し、


毎日食べては吐く、

を繰り返すだけの生活になっていました。



🫗心を言語化してくれたある出会い

YouTubeライブ配信で出会った「克服のカギ」
YouTubeライブ配信で出会った「克服のカギ」

そんな私を救ってくれたのは、

リンチさんのYouTubeライブでした。


言葉にできなかった

モヤモヤ、


怒りの原因を

全部言語化してくれる

感覚でした。


「私が求めている答えを

この人は持っているかもしれない」


と思い、

グループセラピーにも

参加するようになりました。


オンライン上のみの知人は

いままでいなかったので、


少し警戒心はありました。


ですが、

グループセラピー以外に


様々な講座に参加させてもらう

機会をいただき、


キネシオロジー、タロットで

潜在意識を読み解くのにわくわくし、


半年間のセッションを決めました。


🌱怒りの下にある本当の気持ち

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そして私は、

半年間のセッションを通して、


ずっと見ないようにしてきた


“怒りの下にある本当の気持ち”


を知ることができました。


私はこれまで、


「悲しい・悔しい・恥ずかしい」


どんな感情も

全部“怒り”

に変えてしまうタイプでした。


涙が出そうになると、


「こんなことしてくる相手の頭がおかしい」


「泣くなんて惨めだ」


と相手や自分を

責めて止めていました。


院試が不合格だったあの日も、

まさにそうでした。


合格のために

尽力してくださった

教授Aへ報告したとき、


悔しさと申し訳なさで

涙がこぼれました。


後日、教授Bに

「落ちて泣いたんでしょ?(笑)」と言われ、

イラっとしましたが


言い返せず、

笑ってごまかしてしまいました。



そのあと私は、教授Aに対して


「なんで他の人に泣いたと話したの?」

という怒り、


教授Bには

「そんなこと言って来るなんて

かわいそうな人だ」


という見下す気持ち、


屈辱、悲しみ、自責……


あらゆる感情が一気に混ざって

爆発しました。


家に帰って過食嘔吐して、


母と兄にしつこいぐらいに愚痴をいい、


母は一緒に怒り、

兄には


「そんなことでエネルギー使うの

無駄だからやめなよ」


と言われ、


「分かってるけど無理なんだよ!」


とそこにもイライラして(笑)


私は、この感情を

どう消化すればいいのか分からず、


リンチさんのセッションで、

この出来事をそのまま話しました。


セッションの中で見えてきたのは、


落ちて泣いた自分を、

誰よりも強く責めていたのは

自分自身だった


という事実でした。


落ちて泣いた自分を


「弱い」

「情けない」

「どうせ私はバカだ」


と見下し、

自分でレッテルを貼って傷つけていた。


傷ついている自分にも

蓋をして感じないよう、


怒りに変えていました。


だから教授Bの一言で、

何倍にも傷つき、

怒りが増してしまった。。


🪴“やめる”のではなく“受け止める”へ

「やめる」のではなく「受け止める」へ変わっていった
「やめる」のではなく「受け止める」へ変わっていった

私のこの感情パターンは、

実は摂食障害にもつながっていました。


過食してしまった自分を責め、


「またやってしまった」

とイライラする。


その繰り返しでした。


そんな私にリンチさんは

こう言いました。


「好きなだけ食べて吐いたらいい。


 何なら楽しんでやったらいい。」


苦しまずに

過食嘔吐する感覚なんて

初めてで、


「そんな発想ある?」

と正直驚きました。


楽しんでやりまくりました(笑)


りすぎると、

疲れるし、飽きる!(笑)


そこから、

行動が少しずつ変わっていきました。


本当に必要だったのは


“やめる”ことでも

“無理に抑える”ことでもなく、


どんな自分も一度受け止めてあげること。


🌷自分の変化は伝播する

私が変わると周りも変わる
私が変わると周りも変わる

自分の感情を

受け止めるようになってから、


周りとの関係にも、

少しずつ変化が現れました。


母が昔、


「なっちゃんが愚痴を

聞いてくれるから、

生きていられる」


と言っていて、


私は、母の愚痴を聞くことに

強いストレスを感じながらも、


それが

自分の存在価値になっていた

部分もありました。


でも、ただ母の話を

聞いて同調して、

一緒に愚痴を言うのでなく


“母の本当の気持ち”を


理解して

受け止めようと思いました。


そして自然と、

「そのとき、本当はどう感じてたの?」


と母に尋ねるようになりました。


母の本音を知ることで、

私も気持ちを


素直に伝えられるように

なりました。


「本当はこう感じていた」


「私はこういうときに悲しくなる」


そんな小さな言葉の積み重ねが、


私たちの関係を

少しずつ変えていきました。


気づけば、

母の愚痴は前よりぐっと減り


“怒り”や“被害者意識”ではなく、


互いの「本音」と「弱さ」を

共有できるようになっていきました。



🌷”治してもらう”から”克服する”へ

摂食症を自分で治す力を育む
摂食症を自分で治す力を育む

そんなふうに、

感情の根っこを丁寧に

見つめていくことで、


自分との関係も

周りとの関係も、


少しずつ穏やかに

変わっていきました。


過去を振り返ると、

私は、

「どうせこの人たちじゃ治してくれない」


そうやって、人任せにして、

最初から壁をつくっていました。


症状を消す

即効性のある答えだけを


求めていたのだと

思います。


けれど今は


自分で克服していく力を

育てている途中なのだ


と感じています。


風邪をひいたとき、

薬をもらって


「治してもらった」


と思いがちだけれど、


本当に治しているのは自分の力


心もそれと同じなのだと、

今は感じています。


そして、

その選択ができたのは、


同じように困難を

乗り越えてこられたリンチさん、


そしてグループセラピーの

皆さんの存在が


あったからだと

思っています。


その支えに触れながら

積み重ねてきた日々の中で、


少しずつ生まれてくる

私の笑顔が、


また誰かの笑顔に

つながっていく——


そんな

“笑顔の伝播” が起きたら、


それは私にとって、

何よりの幸せです。



最後まで見ていただき、

ありがとうございました✨


これからもどうぞよろしくお願いします🙇‍♀️






 
 
 

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一般社団法人マザーアース

​心理部門 代表カウンセラー

 今村心音

摂食症当事者サポート本部

(オンライン)

Alchemy Healing Holistic Therapies

21 Pentridge Boulevard, Coburg 3058

Victoria Australia

 

​​代表セラピスト リンチユキ​​​​

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